プロジェクトX

http://www.asahi.com/national/update/0523/OSK200505230060.html

 NHKのテレビ番組「プロジェクトX」で、合唱部が全国で金賞を取るまでの逸話を取り上げられた大阪府立淀川工業高校(大阪市旭区)が、番組の内容が一部事実と異なるとして、再放送の取りやめなどを申し入れていたことがわかった。NHKは過去のすべての番組を紹介しているプロジェクトXのホームページ(HP)から、この放送分をはずしている。
(略)
 番組は「30年前、淀川工業は荒れていた。けんかに暴走、退学者は毎年、80人になった。そこに、1人の新米教師が飛び込んだ」と表現し、暴走族の走行シーンも放映した。初めて挑んだ合唱コンクールの情景を「会場にパトカーがやってきた。警官が生徒たちをにらんだ」と描き、主催者が「淀川工業だろ。舞台で暴れられては困る」と言ったとした。

 放送後、同校にはOBらを中心に「そこまで荒れていた事実はない」との指摘が複数寄せられた。関係者によると、「かなりの数のOBが、『事実と違う』と問題視している」という。同校が初出場した当時の合唱コンクールの複数の関係者は「パトカーは来ていない」と話している。

 番組は淀川工業高校には音楽教室もピアノもなかったとも紹介した。79年当時、全国レベルの吹奏楽部があったが、番組はそのことには触れていなかった。

前も同じような問題があったな、この番組。たしか、白神山地関係で。