純愛のきわみ

日経 朝刊小説 渡辺淳一の「愛の流刑地
http://www.nikkei.co.jp/honshi/20041206ta7c6000_06.html

作者の言葉

 いま、純愛ブームだという。肉体関係がない、精神的なつながりだけの愛が純粋だと思いこむ。だがそれは単に未熟な幼稚愛にすぎない。精神と肉体と両方がつながり密着し、心身ともに狂おしく燃えてこそ、愛は純化され、至上のものとなる。

 今度の小説は、その純愛のきわみのエクスタシーがテーマである。その頂点に昇りつめて感じた人と、いまだ知らぬ人との戦いである。最高の愉悦を感じるか否かは、知性や論理の問題ではなく、感性の問題である。

 はたして、この戦いはいずれが勝つのか、そして読者はいずれに軍配をあげるのか、ともに考えていただければ幸いである。


なんとなく、はっておく。そのうち消されてしまうかもしれないし。


関連:
2005-09-09


参考:
http://ameblo.jp/nikkeiyokyom/theme-10000044290.html
http://d.hatena.ne.jp/./kurimax/searchdiary?word=%2a%5b%b0%a6%a4%ce%ce%ae%b7%ba%c3%cf%5d