国連英検

毎日 - 国連協会:「国連英検」不人気で財政難

 日本の国連加盟50周年を来年に控え、国連の活動のPRなどを行う財団法人「日本国際連合協会」(千玄室会長)が財政難にあえいでいる。収入の中心だった国連公用語英語検定試験(国連英検)の受験者数が落ち込み、外務省からの補助金も打ち切られたためだ。
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ピークの80年代後半には約7万人だった国連英検の受験者は、TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)などの普及で04年には約1万3000人に激減。さらに年間3000万円程度出ていた外務省からの補助金も、一連の見直しで04年度からゼロになり、赤字経営が続いているという。

 協会は今年から英検の受験料値上げに踏み切ったが、改善の見込みはない。協会副会長の波多野敬雄元国連大使は「目的がはっきりしているユニセフなどと違い、具体的に国民に訴えかけるものが足りないのかもしれない」と頭を抱えている。


そのうちなくなっちゃうのかな…。