欧州東部に寒波

産経(共同) - 欧州東部に厳しい寒波 独で氷点下34.8度、ポーランドで150人死亡

 欧州東部は23日、この冬で最も厳しい寒波に見舞われた。地元通信社によると、同日未明にドイツ南部バイエルン州フンテンゼーで氷点下34.8度を記録。寒波が原因の死者がポーランドで150人を突破するなど、被害が拡大している。

 ドイツのメディアによると、首都ベルリンでも氷点下20度まで下がるなど、1956年2月以来、約50年ぶりの寒さ。同国では22日以降、少なくとも4人が凍死した。

 ポーランドの首都ワルシャワでは23日、氷点下27度を記録。21―22日だけでホームレスら21人が死亡した。