IEAと原発 - chirashino☆ura

東日本大震災に伴う原発事故を受けて、国際エネルギー機関（ＩＥＡ）は１５日、日本は原子力発電の不足分を補うだけの十分な石油火力発電による余剰能力を有している、との見解を示した。

大震災数日後の発表。しかしもちろんIEAは脱原発を推進しようとしているわけではなく、次のようにも言っている。

田中ＩＥＡ事務局長：原子力なしでは温暖化ガス削減はコスト高に - Bloomberg.co.jp

国際エネルギー機関（ＩＥＡ）の田中伸男事務局長は４日、温暖化ガス排出削減に取り組む各国に対し、原子力エネルギーを利用しなければ排出削減のコストが高くなると警告した。パリでの会議で発言した。
　　田中事務局長はまた、日本の原子力発電所事故の原因が明確になるまで、社会は原発について性急な判断を控えるべきだとの考えも示した。

ちなみにIEAの事務局長は日本の通産省出身。