同じ号の紹介なのにニュアンスがまったく違う。


http://www.asahi.com/science/update/0831/TKY201108310198.html

 世界的に権威ある英医学誌ランセットが9月1日、日本の保健医療に関する論文特集号を発行する。長寿世界一を達成した医療の貢献を評価した一方で、男性の喫煙率の高さや自殺の増加などから長寿国の地位を危ぶむ指摘も掲載している。
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 同誌のコメント欄でクリストファー・マレー米ワシントン大教授は日本の経済停滞、政治の混乱、高齢化、たばこ規制の不十分さを指摘し「対策をとらなければ世界での平均寿命の順位が落ちていくかもしれない」と警鐘を鳴らしている。


http://sankei.jp.msn.com/life/news/110831/bdy11083114300002-n1.htm

 世界的に知られる英医学誌ランセットは9月1日、日本の「国民皆保険制度」達成から50年を記念する日本特集号を発刊する。国内で「医療崩壊」が叫ばれる中、低水準の医療費で世界一の長寿を達成した日本の医療制度を高く評価する内容。その一方で急速な高齢化や財政難、改革の先送りで持続性が危ぶまれているとも指摘している。
 2008年時点で国内総生産(GDP)比の医療費は、経済協力開発機構OECD)加盟国中20位と低水準でありながら、良好な健康状態を達成したと指摘。世界に教訓を提供できるとしている。
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