文科省による行政指導

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050614i512.htmより

 信州大法科大学院の設置申請を巡る虚偽記載問題で、文部科学省は14日、同大の小宮山淳学長に対し、当面の間、法科大学院の学生募集や大学の改組を自粛するよう要請した。不祥事などで大学側が学生募集の自粛まで求められるのは極めて異例。

(略)

 信州大は問題発覚後、法科大学院設置準備委員長を務めた経済学部長(当時)ら5人を停職処分などとし、このうち3人が教員辞任願いを提出した。そのため委員会は、辞任教員の穴埋めや教育体制の正常化が確認されるまで、法科大学院が学生募集活動を行うことは、学生保護の観点から好ましくないと判断、文科省に信州大への指導を求めた。


結局法的根拠のない行政指導ですか。


(追記)なんかはてなキーワード「行政指導」見たら「行政指導は非権力的行為であるので法律の根拠は不要である」とか書いてあった。行政手続法ってのはそういう開き直ったものなんだったっけ。