美しい国と美しい日本語

2006-09-30

 安倍首相はこんなことを演説のなかで、語っていました。

 『私が目指すこの国のかたちは、活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自律の精神を大事にする、世界に開かれた、「美しい国、日本」であります。この「美しい国」の姿を、私は次のように考えます。

 一つ目は、文化、伝統、自然、歴史を大切にする国であります。』

 上記のような日本を目指す首相が、その演説の中で、「カントリー・アイデンティティー」、すなわち、我が国の理念、というのです。

 「カントリー・アイデンティティー」と、英語を使う必然性がどこにあるのでしょうか。


安倍先生著『美しい国へ』も似たようなもんだった。