紙の新聞を断固維持

(追記)エントリが雑然としてきたので区分けした。

ネットと紙

http://www.asahi.com/business/update/1001/TKY200710010178.html (【魚拓】asahi.com:朝日、読売、日経3社がネット・販売分野などで協力 - ビジネス)

内山斉読売新聞グループ本社社長は今回の狙いについて「インターネットを活用し、紙の新聞を断固維持していくことに尽きる」と話した。


ネットはあくまで紙媒体維持のための手段と明言。


(追記)http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071001/biz0710011835015-n2.htm (【魚拓】【ANY会見(4)】「日経が発表文の上になっている理由は…」 (2/3ページ) - MSN産経ニュース)

 −−ネットを活用して紙を断固維持するという点には合点がいかない。ネットを強化して、どうして紙の維持につながるのか

 杉田「ネットと新聞。ネットに新聞が負けるのではないか。ネットと新聞を対比させて、世界中が新聞斜陽論をうっている。しかしネットの中のニュースは、明らかに新聞記者が書いたニュースが圧倒的な位置を占めている。私どもとしては、ネットの中におけるわれわれの役割が、大きいことを知ってもらいたい。新サイトのニュースで終わるのでなく、それぞれの新聞社のニュースがどういうものか、大本の記事も見てもらえるのではないか。速報性など、信頼や期待を高めていく。私はこれを、ペーパーウィズITと呼んでおり、これを進める。私どもの会社の中でも、新聞の編集、広告販売、ITを使いなさいと。ITの活用と新聞を伸ばすことは矛盾しない。3社のペーパーウィズITをやっていこうと。3社でしかできない部分をやっていく」

 内山「3社が流しているニュースによって、ネットを通じた購読申し込みが万単位である。だから、基本は無料だが、全部ニュースを流してしまうのではなく、詳しいことは朝日、日経、読売ををご購読ください、とつなげていく作戦をとろうと、いま具体案を作っている」


しかし新聞記者が書いたニュースが圧倒的な位置を占めていることと媒体をどうするかは別問題ではないのか。

日経、朝日、読売? 朝日、読売、日経?


朝日の記事では朝日、読売、日経の順に書かれていて、読売と日経の記事では日経、朝日、読売の順に書かれていることに興味をそそられる。


→(追記)この点については会見での質疑応答で触れられていた。id:pas-a-pas様、いつものことながらご教示ありがとうございました:http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071001/biz0710011835015-n1.htm (【魚拓】【ANY会見(4)】「日経が発表文の上になっている理由は…」 (1/3ページ) - MSN産経ニュース)

1.0

(追記)http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071001/biz0710011400006-n1.htm (【魚拓】朝日、日経、読売がネットや新聞配達で提携 - MSN産経ニュース)

 1日には、産経新聞社とマイクロソフトがニュースサイト「MSN産経ニュース」を、毎日新聞社が「毎日jp」を、それぞれ開設。新聞社によるホームページ強化の動きが相次いでいる。


「ホームページ強化」の響きに「2.0何するものぞ」との心意気が感じられる。